登山好きの大学教員で立山に登りに行った.
弥陀ケ原で前泊して翌朝室堂,そこから浄土山,龍王岳を通って立山三山を縦走.
彦根から立山は車の方が早いので車を出すことにして,富山で参加者をピックアップ.弥陀ケ原には3時ごろ到着してしばし散策する.弥陀ケ原は標高1,600mの高地にありながらラムサール条約に登録された湿地帯.
あまり行く人がいないのか荒れ気味の木道を通って松尾峠展望台へ.
後で調べてみたら,ホテルや宿から近いところに別の展望台があるらしい.みんなそっちに行くんだろうか.
夕方から急速にガスが出てきて夕焼けと星はあまり見えず.しかし翌朝には晴れていて天気よし.
7時のバスに乗っていよいよ立山登山の起点,室堂へ.
始発のバスで行ったとは言え室堂に宿泊する人も多いのですでに登山道は結構人が歩いている.
室堂山の展望台はパスして浄土山 (2,831m)へ.
浄土山から穂高方面.槍ヶ岳が見える. 浄土山から立山カルデラ.
龍王岳山頂(2,872m)は登山道からちょっと離れているので荷物を下ろして登る.
一旦一之越まで下りて,そこから立山の1個目,雄山(3,003m)へ.ここは混雑する.
おおむねこの雄山に登ると立山に登ったと言っていいらしく,ここが一番混雑している.到着が昼ごろということもあって昼食を取る人も多かったのでさっさと通り過ぎて大汝山(3,015m)へ.
大汝山で昼食を食べて,3つ目 富士ノ折立(2,999m)へ.
ここから下山.雄山の渋滞で時間を使ったのでちょっとペースを上げる.
ここまで下りてしまえば道も整備されている遊歩道.ただし地獄谷の硫黄の刺激臭がけっこうきつい.
おそらく立山で一番有名な場所であろう,ミクリガ池に到着.
室堂に14:30に到着,夏休み最後の週末ということでケーブルカーの待ち時間が結構あって立山駅に着いたのは16:30ごろ.
今回初の3,000m超えということで高山植物もたくさん見たんだが,植物は分からない.分かるようになるとより楽しいんだろうが.
ホシガラスは斑模様なので視界に入ると一瞬ライチョウか,と思うんだがカラスである.今回はライチョウは見られず.ひょっとしたらいたけど気付かなかっただけかも知れないが.