今日はG-COEのシンポジウムでIBMのDr.Nassifが来ていた.
懇親会でしばらく喋っていたんだが,日本の博士卒の恵まれなさにびっくりしたらしい.
ちなみにここで言う「恵まれない」というのは「USなら博士卒は年収1000万からスタートなのに
日本では普通の人とあんまり変わらないのか」という意味.別に博士卒がひどい扱いをうけているわけではない.
まぁ博士取って企業行ってもそんなに給料変わらないのは確かだけど.
専門分野によっては博士に行ったら逆に就職しにくくなることさえあるということで,
このあたりはいろいろと深刻なわけだ.
有名なこんなのとか.
これはどういう統計かよくわからないので本当にこんなネガティブなことになってるかは分からないが,
何年か前から文科省も余剰博士の対策をしているはずだし,
応物でこんなマークとかあったりするし,深刻なことに間違いはない.
私は送り出す側にいるわけだが,こっちはこっちでやはり深刻な問題.
うちに関して言えばは研究と開発が近いこともあって就職に関しては別に深刻でもないし
G-COEとかで給料はもらえるしで悪くないんだが,
一般的に日本で博士号取ってどんなすばらしいことがあるかというと「足の裏の米粒」だったり.
研究はし放題だから楽しいのはすごく楽しいんだけど,物質的にものすごく恵まれるわけでもなし.
分かりやすいメリットがないというのは学生に勧めるときもちょっとやりにくい.
就職すると,自分の研究をずっとできる学生の身分がいかに楽しいかがよく分かるんだけど,
「就職すると自分の研究あんまりできないから博士課程いいよ」というのも何だか変だし.
やっぱり研究楽しいと思われるようにもっとがんばれということか.

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